長いトンネル

猛暑が過ぎ 行き合う空をながめながら少しずつ秋らしさを感じている今日この頃
この写真はリビングからみた朝焼けです

            

9月も2週目が過ぎようとしています。本当に早いですよね。

雑誌見積もりの時期&学会シーズン到来で図書室の仕事も一層忙しくなってきました。

とはいえ、こちらは図書室の移転から3ヶ月が過ぎたというのに書架の整備があまり進んでいません。

小さいながらも新しい図書室になり、移動式書架も入り、この機会にバーコード管理にしようと
張り切って始めたものの、一冊ずつ登録し、シールを貼付し、配架し・・・とひとりで黙々と、


いくらやっても終わりが見えません。

  あぁこの地道な作業・・・ 気が滅入りそうだ・・・
  そもそも私にこの仕事向いていないんじゃないかしら・・・
  ながーいトンネルに入ってしまった気分・・・
  あぁどんどん負のサイクルにハマっている気がする・・・


こんなとき皆さんならどうしますか?

  やり始めた仕事を投げるわけにもいかない
  適当に片付けるわけにもいかない
  アルバイトを頼める状況でもない
  親しい同僚が休憩時間を削って手伝ってくれたものの
  あまりにも申し訳なく、ずっと甘えてばかりもいられない


なんて途方に暮れていた時

「シール貼るぐらいならできるから手伝いますよ」と言ってくださった病院ボランティアさんがいました。

そのボランティアさんは、患者図書室もお手伝いしてくださる方なので面識はあったんです。
資料をコピーするのに図書室に訪れた時に膨大な箱や本に埋もれていた私に声をかけてくださいました。

「書籍に記してある番号と同じシール(バーコードと分類ラベル)を貼るだけです!
ラベルキーパーもお願いします!」

図々しくも色々細かな作業もお願いしてしまいました。

そんなボランティアさんが毎週ちょっとずつ増えて私の図書整備も順調に進むようになりました。
トンネルも半分ぐらいきたところでしょうか。


患者図書室に座っているだけでは時間がもったいないし手伝える仕事があってよかったと言う
ボランティアさんのお気持ちに思いっきり甘えている私です。

でも、苦しい時、行き詰った時、途方に暮れた時に誰かに頼ったり甘えたりできることも
大事なことかなと最近思うのは年のせいかしら(笑)

ひとりで抱えこんだあげく、結局できない!と投げ出すよりもお願いしますと頭を下げて、
目標を何とか達成して、みんなで喜び合って、みんなに感謝できることのほうが
ずっといいんじゃないかな〜と思ったりしてます。

ひとり職場だけどひとりじゃない!

そう感じた出来事でした。


                                 by根っからのポシティブ女