ホームページを引っ越しました

皆様

JHLAのホームページを引越しました!
URLはhttp://jhla.jpです。

これまで同様、病院図書室の向上、発展の一助となるよう運営していきたいと思っておりますので、
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

ブログも新しいHP内に引越ししておりますのでこちらも併せてご覧下さい。
(こちらのブログも当分の間、保存しておきます)

なお、新しいホームページにつきましてはUP間もないこともあり不具合等、ございますことと存じます。
お気づきの点がございましたら細かなことでも結構ですので、ご意見・ご指摘をお願いいたします。

                           広報委員長 勇 まゆみ

公衆電話の怪

図書室担当から外れて、総務課所属の今は院内の出張手配や新入職員の制服の手配、休暇管理、そして各部署からの故障も受け付けています。ドラマ「ショムニ」のごとく脚立を担いで、蛍光灯の交換に趣くこともしばしばです。

先日はラウンジに置いている公衆電話がつながらないという内線があり、行ってみるとお金を入れてもウンともスンともいわず、どういうわけか、受話器を置くとかすかに「ピ・ポ・パピ…」と発信音が聞こえてきて、つながらないはずの電話でそんな音が聞こえるのはおかしいとちょうどお盆の時期、ちょっとした恐怖を覚えたものでした。

翌日、現れた業者さんによると、どうやら公衆電話に入っていたお金が満杯になっていたため、お金を入れられず、使用できなかったようでした。気になった発信音の原因も故障するとエラーメッセージを自動的に発信する機能があり、それが動いていたのではないかということでした。
心霊現象でもなく、故障でもなく、結局は公衆電話のお金の回収を怠っていただけなのですが、以前担当していた職員が4月に異動、引き継がないためそのままになっていたようです。今回のことで、その仕事も自動的にわたしの担当になってしまいました。


そんなこんなで図書室業務への復帰は難しいのですが、最近、よく看護学校の図書室を兼任している事務職員と話をする機会があり、分類のことや資料の配架のことで相談を受けます。近いうちに「ほすぴ 38巻4号」を持って学校の図書室業務の手伝いをしたいと思っています。

(まりも)

電子ジャーナルに物申す?

当院では、洋雑誌を冊子体から電子ジャーナルに切り替え始めて3年目になります。
既にほぼすべての洋雑誌が電子ジャーナルになりました。
固定IPアドレスの取得なんて夢のまた夢かもと思っていたのは数年前。
いまでは、固定IPアドレスの取得だけでなく、スタッフが院内どこでも
無線LANに接続したノートパソコンやタブレット端末で、
医中誌Webや電子ジャーナルにアクセスできるようになっています。
たった数年での大きな変化です。
郵送のトラブルや、発行からのタイムラグはなくなりましたが、
リンクの管理やアクセス障害などの対応業務が増えました。


利用者の行動も変化しました。
以前は「インターネットは図書室で」と、来室する利用者に
利用者用パソコンの前に一緒に座って説明することが多かったのですが、
最近では「○○にアクセスする方法は?」「このタイトルは電子ジャーナルで見られるか」
といった内線での質問が増えています。
タブレットを片手に「何がどこまで使えるのか全部教えてください」と来室する利用者もいます。


洋雑誌を電子化するにあたり、当院では(予算の都合により)
冊子体の購読をやめざるを得なかったタイトルがあります。
これは、ブラウジングを習慣にしている医師にとって、
とてもアンハッピーなことと感じます。
パラパラと気になる記事を拾い読みし、記憶の中にストックするという作業には、
現在の電子ジャーナルのプラットフォームでは冊子体に代わるものにはなり得ません。
文献検索から本文印刷までがパソコンの前に居ながらにしてできることは
とても便利ですが、「文献検索」と「ブラウジング」は全く目的の違うものです。
今後も電子化の流れは、変えられないでしょう。
ですが、提供元の出版社のかたには、読者の情報収集集行動についてよく知り、
ぜひ考えて頂きたいと思っています。


電子化する際に「できれば冊子が欲しい」という希望のあったタイトルは、
目次を印刷・ファイルして新着書架に並べています。
目次も、本誌の目次ページがきちんとPDFで提供されるタイトルもあれば、
目次機能がまったくないため、webページから直接印刷するものもあります。
利用者は活字や体裁、段組など「見た目」で雑誌を覚えていることも多いため、
本誌と同じ目次をすべての雑誌で提供してほしいです。


利用者には、使い慣れない電子ジャーナルへの気持ちのハードルを少しでも下げたい。
司書として、利用者の意見や希望を出版社に伝えていくことも
大切な役割と最近特に感じます。
規模の小さい病院ならではの使い方、使われ方を出版社に伝えていくのは、
私たちしかいません。




目次のファイルには表紙画像を貼っています


(今回は匿名で)

夏休み

 暑い毎日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。局地的に豪雨となった地域の皆さまにはお見舞い申し上げます。

 さて私事ですが、長女が小学校入学後はじめての夏休みとなりました。両親が共働きのため、学童クラブに毎日行くことになるのですが、なにしろ本人にとっては「学校に行かない」ことが初めて。親にも「○○ちゃんちは旅行に行くんだって。ディズニーランドだって。ねーうちも行こうよ」と気軽に誘ってくれますが、そこは休みと懐具合に相談しなくては即決できません。近場(ということは沖縄本島内)でなんとか機嫌をとろうと画策しているところです。

 他府県の皆さまがお金を払って遊びにきてくれる沖縄に住んでいながら、海に入らない年もある県民。もう少し海のレジャーに親しむべく恩納村や名護市の比較的安く利用できるビーチを探してみようと考えています。

 観光客の方に「バスクリンみたい!」と言われるコバルトブルーの海に真っ昼間に入る県民はあまりいません。なんといっても日焼けが怖いし暑い。夕方涼しくなった頃から沖縄名物の「泳がないビーチパーティー(浜辺でバーベキュー)」に繰り出す県民が大多数。そのため、お酒が入った状況で海に入り事故になる方もちらほら。特に若者は楽しくなるといろいろと羽目をはずしてしまうようで困ったものです。

 子どもたちと夏休みの「海の思い出」を作るべく、日焼け止めを塗りながら早朝もしくは夕方のビーチに繰り出そうと思います。

沖縄はいいところですよ〜。是非JHLAの皆さまも遊びにいらして下さいね♪

浦添総合病院 島袋)

身近な絶景

私の好きな本の中で、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」という写真集があります。
それには、厳選された世界の絶景スポットの中で、私の地元にある国営ひたち海浜公園ネモフィラの丘が載っています。
ネモフィラとは、ギリシャ語のnemos(森)と phileo(愛する)が合わさった名前です。森のそばに咲くことが多いところからこの名が付いたそうです。

毎年5月から6月の始めにかけて、約3.5haもの広大な“みはらしの丘”一面に、450万本のネモフィラの花が、丘一面を青一色に染め上げています。
空も、海も、丘も青一色。その境目がはっきり分からないほどのブルーの世界は、なんとも幻想的なのです。
頂上まで歩けば歩くほど、太平洋からの海風に煽られて髪はボサボサ、顔はベタベタになりますが、
ブルーの絨毯のように広がるネモフィラの光景を目の当たりにすれば、細かい事も気にしなくなるというものです(笑)。

また、この“みはらしの丘”では、秋になると約3万6千本のコキアが紅葉し、丘一面が赤色に包まれます。
コキアとは和名をホウキグサといい、昔はこの茎を乾燥させてほうきを作っていたそうです。 実(み)は“とんぶり”といい「畑のキャビア」として親しまれています。
コキアは夏の間は緑色ですが、秋に入って気温が下がると、一気に赤く色づきます。
太陽光の当たり方や紅葉の進み具合などで、紫色やオレンジ色のように見えるものもあり、丘は多彩な赤色で埋め尽くされるのです。
また、丘の裾野にはコスモスが約230万本植えられており、彩りを添えています。

皆さんがお住まいの地域では、どんなおすすめの絶景スポットがありますか?


(N.S)

福島ネットの熱い一日Part2

こんにちは。

2年ほど前、当ブログで「福島ネットの熱い一日」をご紹介させていただきました。「クローバー子供図書館」のかわいらしい外観も手伝ってか反響続出、好評を博しましたので、今回Part2をお送りします!?

今年度、福島ネット(福島県医療機関図書室協議会)は、30周年の節目を迎えました。30年目の定例会会場は、会津若松市の竹田綜合病院です。2007年秋のJHLA研修会会場にもなりましたのでご記憶の方も多いと思います。その後2012年に建て替えられ、今年度の定例会は、新病院の竹田ホールでの開催となりました。図書室担当のYさんは、福島ネットの創立メンバーです。節目の定例会を創立メンバーの病院で、しかも新病院で開催できたことに感慨深いものがありました。

Yさんは、資料作成や医師への講演依頼、院内関係部署との交渉、会場の確保、お弁当の手配など着々と準備し、当日は、創刊号からの会報誌「きびたき」の展示や30年間の活動の歩みのポスター掲示などで会場を飾り、記念の定例会らしい工夫がされていました。

同じ県内といえども広い福島県、3時間かけて来た人、一年ぶりに顔を合わせる人など、和やかな雰囲気の中、25機関32名の参加者のもと、総会、特別講演、事例報告、グループワーク、プロダクトレビューと順調にプログラムが進み、最後に図書室を見学しました。利用者が使い易いよう電子ジャーナルやデータベースが整備され、また一般図書コーナーや患者図書室もしっかり運営されていて、とても参考になる図書室です。

あっという間に定例会が終わり、懇親会で楽しく過ごしながら思ったこと、それは今さらながら30年という時の重みです。規模も開設者も様々な図書室が、試行錯誤しながらも協力し合って活動を継続できたのは、やはり人と人とのつながりがあったからこそ。ここまで続いてきた福島ネットをこれからも大事に育てていかなければ、そんな思いの定例会でした。


いわき市立総合磐城共立病院 鈴木)


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現況調査、はじまります

私の手元にも第11回日本病院ライブラリー協会現況調査の調査用紙が届きました。
協会ホームページ http://jhla.org/ より、回答用のExcelシートがダウンロードできます。
提出締切は7月25日(金)までです。


5月の日本病院ライブラリー協会総会および第1回研修会の事業報告にて、統計調査委員会からの発表を行いました。
会員の皆様に調査の必要性や今回調査の見直し点の説明と、過去の調査結果からのいくつかのデータをご紹介しました。
会場でのアンケートに、調査協力しますと書いてくださった参加者のかたもいらっしゃったそうで、委員会としても発表の機会を持ててよかったと思っています。


今回の調査は「施設調査」と「担当者調査」で回答シートを分けました。
施設調査は1施設1回答、担当者調査は担当者の人数分(シートをコピーして)ご提出ください。
また、調査票の送付先も事前にチェックし、施設会員と個人会員が重複している施設には、施設会員として1部の送付といたしましたのでご了承ください。


研修会当日にご紹介した、過去の調査結果の比較のデータをいくつかご紹介いたします。


わたしの図書室と利用者のために、そして会員皆さんの図書室と利用者さんのために
多くの施設の皆様のご協力をお願い申し上げます。


統計調査委員会 深谷