公衆電話の怪

図書室担当から外れて、総務課所属の今は院内の出張手配や新入職員の制服の手配、休暇管理、そして各部署からの故障も受け付けています。ドラマ「ショムニ」のごとく脚立を担いで、蛍光灯の交換に趣くこともしばしばです。

先日はラウンジに置いている公衆電話がつながらないという内線があり、行ってみるとお金を入れてもウンともスンともいわず、どういうわけか、受話器を置くとかすかに「ピ・ポ・パピ…」と発信音が聞こえてきて、つながらないはずの電話でそんな音が聞こえるのはおかしいとちょうどお盆の時期、ちょっとした恐怖を覚えたものでした。

翌日、現れた業者さんによると、どうやら公衆電話に入っていたお金が満杯になっていたため、お金を入れられず、使用できなかったようでした。気になった発信音の原因も故障するとエラーメッセージを自動的に発信する機能があり、それが動いていたのではないかということでした。
心霊現象でもなく、故障でもなく、結局は公衆電話のお金の回収を怠っていただけなのですが、以前担当していた職員が4月に異動、引き継がないためそのままになっていたようです。今回のことで、その仕事も自動的にわたしの担当になってしまいました。


そんなこんなで図書室業務への復帰は難しいのですが、最近、よく看護学校の図書室を兼任している事務職員と話をする機会があり、分類のことや資料の配架のことで相談を受けます。近いうちに「ほすぴ 38巻4号」を持って学校の図書室業務の手伝いをしたいと思っています。

(まりも)