研修会を終えて

みなさまこんにちは。
JHLA教育研修委員長です。
11月16日、17日に開催した第3回病院図書室基礎研修会、ならびに2012年度第2回研修会はおかげさまで盛会のうちに終了することができました。
研修会終了時に参加者からお寄せいただいたアンケートを読ませていただくと、皆様がどんなに熱心に研修内容を吸収してくださったのか、熱い思いがひしひしと伝わってきます。
研修会を開催するまでの四苦八苦の毎日が報われる思いです。

研修会の内容については次号の「ほすぴたる らいぶらりあん」の発行を楽しみにお待ちいただくことにして、ここではアンケートから皆様のコメントをいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。(スペースの関係でごく一部です…スミマセン)

<外部からお招きした講師のご講演について>
(1)病院図書室に必要な情報環境のデザイン 中山章子氏(富士フイルム株式会社)
・考え方を整理していただき大変参考になった。
・企業図書館のマネジメントは病院図書館にとっても、戦略的にとても参考になった。
・情報見識力、情報の見える化という言葉が印象に残った。
・いろいろな方向から見た情報解析の重要性を理解することができた。
・プリントされた資料が欲しかった。社外秘だったようですが、公開しても良い資料だけでも欲しかった。
・素晴らしい話に頭と心が刺激されました。

(2)魅せる病院図書室・講演と講評 押樋良樹氏(図書館コミュニケーションデザイナー)
・展示やアピールに興味があったのでとても参考になった。
・目線の高さを意識する、自分の姿も「広告」だという視点が興味深かった。
・魅力ある司書って何だろう?と真剣に考えた。
・図書室の質は図書館員によるところが大きいことを再認識した。
・当院の図書室ももっともっと魅力ある図書室にして利用者を増やすことができると思った。やりたいことが見えてきた。
・当図書室は飲食OK、FMをかけています!

(1)(2)合わせて…
・すごく面白かった!
・経験の多少にかかわらず参考になる
・刺激的だった!
・講師がよかったです!

※研修会に参加できなかった皆様!このコメントを読んで、参加できなくて残念!と感じませんでしたか?本当に残念ですね。ナマの研修会には「ほすぴたる らいぶらりあん」を読むだけではお伝えしきれないエッセンスがあるのです。

<時間配分について>
・地方から来る人のためにもっと始まる時間を遅くしてほしい
・午前中の休み時間が長すぎた
・もう少し早く終わってほしい
・昼休みが90分あってよかった

※時間配分は事前に決めていてもその時のプログラムの進行によって変わってきます。次はもう少し柔軟に対応したいと思います。
※地方からの参加者は遅く始まって早く終わるのが望ましいですよね。でも東京の方は、もうひとつぐらいプログラムを増やしてほしいと希望されます。朝はゆっくり始めたいし、昼はゆっくり休みたい。帰りは早く帰りたいけれど、プログラムはもっと盛り沢山にしてほしい。うーん、1日が30時間あるといいのですが。

<研修会場について>
・駅から近くてよかった
・東京駅から遠い
・トイレが少ない
・広くて良かった
・狭かった
・スクリーンが見えづらかった

※交通アクセスについてはいつも必ず正反対のご意見があります。それも半々だったりします。全員が◎!と言ってくださる会場が見つかるといいのですが。
※トイレの数は研修会場を決める際の重要なチェックポイントです。女性の参加者が圧倒的に多いのでトイレの確保は重点事項です。今回の会場は、別の階に移動していただけばそれなりの数があったのですが。(本当は渋谷ヒカリエのハイテクトイレを体験していただきたかったのですが、雨模様だったので外に出るのは無理でした)
※今回、広さについても両方のご意見がありました。面積は広いけれど細長い会場だったのがご意見の分かれた原因だと思います。
※スクリーンが見えづらくて申し訳ありませんでした。細長い会場なので中央にも追加のスクリーンを用意したのですが、位置が低いのと、資料を見るために明るくしたことが見えにくかった要因だと思います。
※交通の便が良くて、トイレの数が多くて、天井が高くてスクリーンが見えやすい会場…皆様からもここは?あそこは?とご提案していただいています。でも今までのところ残念ながら、全てが揃っている会場は予算オーバーでした。
どこかに教育研修委員の知らない会場があるかもしれません。良い会場をご存じの方、ぜひ教育研修委員長までご一報ください。

次回、2013年度第1回研修会は5月24日、25日に東京ビッグサイトで開催します。
皆様に満足していただける内容の濃い研修会を作り上げるため、教育研修委員会は次に向って始動しています。
どうぞご期待下さい!