第3回基礎研修会が終了しました。

参加者の皆様にとってもかなりハードな1日だったことと思いますが、数名の若い人を除いて、高齢化現象が著しいスタッフにとっては、超ハードな時間でした。
 準備、講義、サポートと過密スケジュールです。「JHLAの人遣いが荒いのは某会長時代から定評があるのよ!」なんて言いません。
 これからブログにも、参加者からのお便りが入るということで楽しみにしていますが、まずはスタッフその1から気がついたこと。
 最後の演習は、「1時間でつくる図書室の広報」で利用案内・オリエンテーション・広報誌と3つのセクションに分かれて実際の作業でした。
 私は、利用案内のサポートでしたが、参加者の皆様が作る利用案内を見ながら????と某編集者の嫌いな「?」マークがたくさん。「ホームスの冒険」ではありませんがさて、このマークは何を見てでしょう。

 回答は、図書室利用時間「利用時間:24時間」です。私が確認した全員が表現は同じではありませんが、ほぼこの形でした。
 違いませんか? 24時間開室は病院機能評価での評価項目から始まりました。当院の図書室も24時間、利用が可能です。
 ちょっと考えてみてください。確かに24時間図書室に入室できます。でも担当者がいる図書室と担当者のいない図書室は違いませんか。「魅せる図書室」は担当者の魅力がまず第一です。
 当院では  開室時間      平 日  8時30分〜17時
  (時間外の利用は,総合管理室にて鍵を受け取り,所定の手続きのうえ利用ください。)
 利用案内にはこのように表記をしています。
 オリエンテーションなどでは、開室時間以外も所定の手続きさえ行えば、自由に利用できることは説明しています。
 図書室は、担当者がいて100%の機能を発揮するのではありませんか。もちろん、One Person Libraryでは、担当者不在でも利用できるように整備する必要はあります。しかし、違いを際立たせて、魅力ある図書室となるためには、魅力ある担当者にならなければいけません。病院図書室は宣伝が下手といわれますが、ちょっとした工夫で担当者の存在を印象付けてみることも大切なような気がします。
 利用時間:午前9時から午後5時(担当者在室時間)
  24時間利用可能です。担当者不在のときは、テンキーにて入室ください。
 こんな表現でも良いかと思います。ベテランの皆様も今一度、利用案内を確認してみてはいかがでしょう。これからは自己アピールも大事なようです。 (高齢スタッフ)