がんサロン・和(なご)み 

今回は近畿・中国地区から近況報告をお届けいたします。

津山中央病院 医療情報プラザ 小林由美恵です。


当院は岡山県の「がん診療連携拠点病院」ということで、
2ヶ月に1度、「がんサロン・和(なご)み」を開催しています。
昨年スタートし、来月6日で6回を数えます。


「がんサロン・和み」は、病院スタッフとがん患者さん&ご家族が参加して行う、簡単なお茶会。


会のはじめに、病院スタッフのミニレクチャーがあります。
これまでは医師によるレクチャーでしたが、前回は患者さんが闘病体験をお話されました。
医師や看護師、MSWや心理士と共に、司書もスタッフとして参加させていただいています。


「がん情報の提供を」と意気込んでいましたが最近の患者さんはさすが、
新薬や新しい治療法など、ご自分で情報収集されており、
専門家といっても過言ではない方が何人もいらっしゃいます。
こちらが教わることの方が多いです。


それはそうですよね、ご自分自身やご家族の病気に関する情報なのですから。

司書として、どういったサポートが可能か、まだ模索中ですが、
少しでも患者さんやご家族が「和」む場であるよう、
あまりこちらも気負わず、緩やかに会を継続させていきたいと考えています。


皆さま今後ともよろしくお願いいたします。