春の楽しみ

桜の季節になりました。
公園でお花見をしている人たち、お花見ツアーなどのニュースもよく見るようになりました。
私はきちんとしたお花見は数えるほどしかしたことがありませんが、この季節は好んで散歩をします。


地元には広町の森と呼ばれる小さな森があります。
広町は一時開発の話もありましたが、地元の人の声などからできるだけ自然のまま残そうという取り組みがされています。
特にこの季節は緑が美しく散歩をするにはとても楽しいコースとなります。
山登りで行き交う人が気軽に挨拶をするように、知らない人同士でも会うと挨拶をかわし合える空間となっています。


森への入口は、自宅の裏山や、小学校から近い住宅街、隣町などなどさまざまなところにあったので、子どものころは絶好の遊び場でした。
せり田んぼや、どんぐり拾い、かくれんぼ、鬼ごっこ、秘密基地づくりなどなど、
今思えばずいぶんお転婆な子ども時代だったと思います。


森の中に大きな古い山桜があります。
木の周りはぽっかりと広い空間があって、根を守るため間近に近づくことはできないのですが、堂々としたその姿は迫力があります。
濃い桃色や八重に咲く華やかな桜の木も良いですが、長い年月を経た巨木から感じる“春”もまた良いものです。
私の恒例の“春”の楽しみです。


忙しない季節ですが、時間を見つけて皆さんも散歩してみてはいかがでしょうか?


さて、春(新年度)の始まりとともに5月のJHLAの研修会の申込が始まりました。
今年は両国での開催です。
新しい出会いを求めて参加してみてはいかがでしょうか?

(M.T)