平成26年度は統計調査年です

皆さん、今年の雑誌はどうされましたか?
私は、これまでにないほどの値上がりに、購読タイトル数を大幅に削るしかないのかと思いつめていた時「他の施設はどうしているのか」を知りたい、と強く思いました。

担当者のこと、設備のこと、資料やデータベースのこと、予算のことなど、
業務のうえで「他所の病院図書室はどうしているのかな?」と思うことが沢山あります。
上司から「他施設の状況を調べて」と言われることもあります。

知り合いの担当者のかたにメールや電話で直接聞くのも一方法ですが、
それでは「説明の根拠」としてはいまひとつ説得力がありません。
そんな時はぜひ、JHLAの現況調査報告書を参考にしてください。

JHLAの現況調査は2年ごとに実施され、2014年度で11回目となる統計調査です。
前回調査(2012年)では、109もの会員図書室のデータが提出されました。
さまざまな規模の図書室がありますが、109施設の中央値なら、ある程度平均的な病院図書室の姿が見えてくるのではないかなと思います。

第1回調査(1994年)から現在では、病院図書室を取り巻く環境は大きく変わっています。10回の調査の間に、時代に合わせて調査項目も変化してきました。
統計調査委員会では、第1回調査結果から目をとおしながら、調査項目の見直しを行っています。
より回答しやすく、沢山の施設にご協力いただけるように。
多くの施設からのご回答を頂くことが、現況調査報告書を「より説得力のある数値」にするのではないかなと思います。
会員施設の皆さまには、ご協力お願い申し上げます。

統計調査委員会 深谷