読書の秋

暑い日々が続いたなぁ、と思ったら急に冷え込み始めましたね。
秋というよりも、冬間近ですが。


秋といえば、日本では「食欲」「運動」「読書」「芸術」等たくさんの「秋」がありますね。
個人的には「食欲の秋」を大いにプッシュしたいのですが、職業的にはやはり「読書の秋」がおすすめでしょうか。


先日、職場の事務方で作る広報に「読書の秋・読書のススメ」というネタで記事を書くように指示されました。
それとは別のネタでの執筆も指示されていたため、二つも書いている余裕もネタが無い!と思った私は、所属している部屋のメンバーに、「1人1〜2冊お薦め本を出すこと!その際に、一言お薦めの言葉をお願いします!」と無理やり巻き込んでしまいました。


最初は、お薦めと言っても……、と渋っていたメンバーでしたが、「何でもいいんです!私は漫画をお薦めにしますよ」と言ってみたら、そういうので良いならじゃあ、と皆で口々にあれこれと出してくれました。
次の日には、これお薦めなんだけど。と実際の本を持ってきてくれた人もいます。
係長は意外にも漫画を推薦!料理が好きな先輩はお料理本をお薦めしてくれたり、後輩の子はサッカー本でもいいですか?と言ってくれました。
子どもがいる先輩たちは、絵本や、子供が読んでてハマってるのだけど、面白かったよ!と海外ファンタジーを教えてくれたりしました。


普段一緒に仕事をしていても、どんな本を読んだとかいう話はしませんから、こういうのを読むのかーとか、これがおすすめかーとか、私もこれ読んだ!面白いよね。と思った以上に話が弾みました。
また、わいわい言いながら、こういう感じのお薦めの一言とか良いんじゃない?などなど、本屋で見かけるようなPOPっぽくしようよ、なんて言いながら業務ではないことで大盛り上がり。


広報発行後に記事を読んだ方から、「あの本、好きなんだよ」とか「私もあれ、気になってたんですけど今度読んでみます」と声をかけていただき、その声をお勧めしてくれた方に伝えると凄く喜んでくれました。


また、人が薦めてくれる本を読んでみて自分が普段読まないジャンルを読んでみるのも楽しいものです。
こういった身近なところで新しい本との出会いもあるのだと再認識しました。


最初は、2つも記事を書くなんて無理!と思いましたが、今では逆に良い機会をいただいたと有り難く思っています。


皆さんも読書の秋、いかがですか?


(by、ガラスの仮面をお薦めにしてみた人)