サポーター

こんにちは 患者図書支援事業のサポーターになりましたM・Yです。
どうぞよろしくお願いいたします!

 サポーターの1番目の仕事として、ただいま更新作業を行っている図書リストについて作業状況を紹介したいと思います。
これまでは購入図書の選書の際に参考にしていた一人ですが、今度は提供する側になりました。この1年に支援事業委員の患者図書室で購入したリストを提出するのですが、まずここで新米サポーターは少し緊張しています。というのも、皆さまホームページでご覧になっていただいているのでお分かりと思いますが、図書の対象読者を選ぶ作業があるのです。本にはどれも「医師・看護師・コメディカル・一般の方にも・・・」そう書いてある本が多いですよねー。売るために! それではいけませんので、内容を読んで対象読者を選別しなければ…と、これが結構たいへんです。しかし、利用者の皆さんが「選書に役に立つ!」と喜んでいただけるような図書リスト作成になればとがんばっています。
 このようにして作られた各委員のリストを元に委員会では、さらに検討を加えて、アップできる最終版を作成します。分類・改版・価格・ISBNのチェック、シリーズものの新たな追加などなど、リスト作成の影に委員の「努力あり」です。

 患者図書室の運営も病院によってさまざまですが、当院では毎月一回のがん患者さんの集まり“がんサロン”を患者図書室を会場にして開催しています。30㎡と狭い場所ですが、本に囲まれリラックスして交流できることがとても好評のようです。がん拠点病院や緩和ケア病棟などを持つ病院では、患者さんへのサポートチームの一員として活動しているところも多いのではないでしょうか。患者図書室がチーム医療の一旦を担うそんな存在になるために、病院のなかで連携を持っていきたいですね。

 「これから患者図書室を開設したい!」「選書に困っています」「もっと活動の幅を広げたい」と考えている方、JHLAホームページの患者図書支援事業にアクセスしてみてください。きっと素敵な情報に巡り合えます。
http://www.jhla.org/kanjya/

M・Y



      (“がんサロン”講演のパンフレット)