4月のほっとしたある日のこと・・・・。

新年度の採用者オリエンテーションなどが終わって、ほっとしたある日、
この春から職員になられたドクターからPHSに連絡がありました。

「購読しているという電子ジャーナルのフルテキストが見られないけど・・・・」

図書館で確認すると、問題なく見ることができます。
今、医局のご自分のPCからという連絡なので、PHSのまま、状況を伺いました。

 「MacですかWindowsですか?」  −「Windowsです。」
 「OSとそのバージョン、ブラウザとそのバージョンはどのようでしょうか」
                       −「えー?どこ見ればわかるの?」

ということなので、状況を確認すべく、医局へ馳せ参じました。

近くにいらした、先輩格のドクターも「彼のだけ、なぜか、見られないんだよ。それで、図書館にきいてみたらって勧めたんですよ。」と首をかしげていました。

その先生のPCになにか原因があるようです。OSもブラウザもそれらのバージョンも問題ありません。私の頭の中は、なにが原因だろうか?とぐるぐる回っています。

もういちど、「みられなかった」という状況を再現していただきました。
ID/PWを要求する画面がでました・・・あれ?IP認証されていない?
私の病院ではIP認証方式ですから、パスワードを要求されることはないのです。

 「先生、インターネットにつながっていますよね?」
      −「うん、ほら」(あれ?有線ではなくて・・・無線LANだ。)
 「先生、この無線LANは?もしかして・・・」
      −「あー僕のだけど、え?それが原因? あれ?オリエンテーションでは、
        病院のインターネットからアクセスできるっていったよね?」

はい。たしかに。そう、申し上げました。
昨年までは、「病院のインターネット」「病院サーバのIPのインターネット」でした。
それで、「そのつもり」だったのですが・・・。 
迂闊でした。

最近、病院内もネット環境がどんどん変わっています。(内外ともというべきでしょうか)
今度からは
「医局にはジャックがあるので、有線で接続してください」っていうことにしますね。
え?無線LANだけのPCだったらどうするのって? 
そうですね、ご指摘ありがとうございます。説明のしかたを検討します・・・・。

説明には十分気をつけないといけないなあと思った、春の一場面でした。

(春の陽だまり)