オリエンテーションと著作権

春爛漫だというのに、生憎の寒さと天気が続く関東平野です。
そんな中でも、スタートダッシュの暖かさからか今年はもうすでに桜満開の見ごろ時期も終わりを迎えていますね。
先日、夜桜を見に行きましたが、ライトアップされた中で見る桜もなかなかなものでした。


公園の池に写る桜と提灯の明かりがなんともいえず。あぁ日本人でよかったなぁ、としみじみ思いました。

さて、桜が咲いたなぁ、と思ったらもう4月。
3月に別れの季節よ……。と、お得意様だった利用者の方が多く退職され、涙にくれていたのも束の間、新入職員向け資料作成と、
研修医向けオリエンテーションの準備で大わらわ。
少し前に年が明けたばかりだと思っていたのですが、時の流れははやいものです。

オリエンテーションですが、今年はどういった話をしようか、と色々考えながらも、先日とある病院図書室の方に、
オリエンテーションのときに著作権についても言及している、という話しを聞ききました。
なるほど!と、さっそく今年の研修医オリエンテーションと、看護研究チーム向けの検索講習会で、当院も著作権について少しだけですが話しを入れてみようと計画。

全部を覚えていただかなくとも、少しだけでも頭の片隅に「著作権」なるものを残していただければ、いざ論文を書くというときに、ハッ!と思い出していただけるんじゃないかな、なんて思ったりします。

そんな著作権ですが、今月発行された「ほすぴ」38巻1号では、綾部先生が「病院図書館における複製と著作権 第3回 病院図書館における複写Ⅰ」というタイトルで、病院図書館における複写について書いてくださっています。
とてもわかりやすく書かれていますので、今更ながらに「なるほど」と勉強になりました。

(済生会前橋 いしい)