福島ネットの熱い一日

こんにちは。
先日福島ネット(福島県医療機関図書室協議会)で今年度の定例会が開催されましたので、その時の熱い一日をご紹介したいと思います。

会場は郡山市の針生ヶ丘(はりゅうがおか)病院です。

図書室担当の齋藤さんは兼任にもかかわらず数ヶ月前から着々と準備を重ね、当日は24機関からの参加者29名をにこやかに迎え入れてくれました。お茶コーナーを用意したり、記念撮影を考慮した会場セッティングなど準備万端です。この日は司会進行もこなしまさにフル回転の活躍です。
総会、ランチョンセミナーと続き、午後の研修会ではまず針生ヶ丘病院医師のご講演、続いて会員の事例報告が2題。一つは新病院への図書室引越し事例、二つ目は無料電子ジャーナルの入手法を中心に相互貸借の事例です。その後プロダクトレビュー、最後に整理整頓の行き届いた図書室と病院運営としては珍しい、地域に開放されたクローバー子供図書館の見学をしました。
福島ネットは34機関が加盟、会長は毎年持ち回りとなっています。定例会は年に一度の一大イベント、会長館の担当者にとってそれはもう大変なプレッシャーです。会場確保から講師依頼、資料作成、ネームプレートやお弁当の手配まですべて対応しなければなりません。福島ネットもご多分にもれず専任、兼任、派遣など担当者の勤務形態はまちまちで、図書室の規模もさまざま、課題もいろいろあります。このような状況で会長館の引き受け手はなかなか決まらないのが現状ですが、文献の相互貸借や困った時のメーリングリストなど、日頃おつきあいをしていく中で生まれる人と人とのつながりがあってこそ、ここまで続けてこられたのではないかと思います。

JHLAの研修会もそうですが、福島ネットの定例会もあっという間に一日が過ぎます。一日の研修会を終えての懇親会は格別!皆さんの笑顔が光っていました。
 
いわき市立総合磐城共立病院 鈴木)