待ち遠しい研修会

群馬の桜が散り始めた4月半ば、遅めの桜便りのように図書室へ届いたピンク色の一通の封筒。
5月に開催されるJHLA研修会の案内状でした。


プログラムに書かれた
「信頼される図書室へ 復興のために一番大事なものは」
というテーマを見た瞬間、背筋がピンと張る思いでした。

3月11日の災害に対し、自分が病院図書室の担当者として一体何ができるだろうか。ということに日々悩んでいた中で、
今回のテーマはこの悩みを少しでも解決できるのではないかと思い、ぜひ参加したいと強く思いました。
そして、病院図書室で働く者が常に意識している「著作権」についても、公開講演やグループワーク形式になっており、
これを機にたっぷりと学ぶことが出来そうです。
あいまいに捉えているかもしれない著作権に対する自分の知識を、一から見直すきっかけを頂いたようにも思えます。


また、プログラム内容はもちろんですが、それだけではなく、研修会では多くのことが得られます。
研修会は、全国の病院図書室の方々が一堂に会し、話を聞くことができる場です。
自分が日々悩み、迷っている業務の迷路に、多くの方々から様々な出口を示してもらえます。
研修会の素晴らしさは、1つのことに対して、多くの出口(答え)を示してもらうことができる。ということです。
その中から、自分が出来そうなこと、自分の施設で実行できそうなことを選んだり、沢山の答えを混ぜ合わせ、
自分独自の答えを作ることも可能です。
私も1年ぶりの研修会参加となります。
この1年悩んだり、迷っていたことを、今回の研修会でできる限り解決できるよう、今から張り切って準備をしているところです。


さて、研修会といえば、内容だけではなく、会場の周囲を散策することも楽しみの一つですね。
今回の研修会は粋なことに神保町での開催だとか。
皆さん、もちろんご存知かと思いますが神保町といえば、そう都内でも屈指の本の町ですね。
私も学生時代は学校帰りによくふらふらと散策していたものです。
ふらりと入った書店で、懐かしい本に出会えるかもしれません。
何気なく手に取った本が、自分にとって大切な1冊となる運命の出会いがあるかもしれません。
古書店が並ぶどこか懐かしい通りを、ぶらぶらと歩いているだけでも、楽しいものがあります。
写真が趣味の方はこの町並みを撮るのも楽しいかもしれませんね。是非、カメラ片手にいらしてみてはいかがでしょうか。
らうんどて〜ぶるのお知らせにもあったように、今回はお昼休みが1時間半と少し長めに取られています。
食後の散歩がてらふらりと歩いてみませんか?


そして最後に、食いしん坊として忘れてはならないのが美味しいお店ですね!
神保町は知る人ぞ知る?カレーの町でもあります(正確には、御茶ノ水から神保町あたりは国際食溢れるお店が沢山あります)。
カレー大好き人間の私としては、カレーをお勧めしたいところです。
でも、どこが美味しいですか?と聞かれますと、正直「全部です」といいたくなりますので、
皆さん神保町のHPをご覧になってみてくださいね。
きっと素敵なカレーと(カレー以外のお店もあります!)、お店の紹介に心が躍ってしまうと思います。


「ナビプラ神保町」神保町のオフィシャルタウンサイト
http://www.navi-bura.com/index.html


「神保町へ行こう」神保町のポータルサイト
http://go-jimbou.info/


JIMBOU」本の町神田神保町オフィシャルサイト
http://jimbou.info/


人生で大部分を占める大好きな本とカレーの二つを売りにする神保町を今回の研修会場にしてくださった教育委員の皆様には、
私的に感謝感激です!


済生会前橋病院 石井)