地震お見舞い

この度の東北地方太平洋沖地震で被害に遭われた皆様、
心からお見舞い申し上げると共に1日も早く平和な日常を取り戻せますようお祈り申し上げます。

今回、知人が宮城県の女川で被災しました
(幸い津波に襲われながらも一命を取り留め、現在は仙台市内の親類宅に身を寄せています)。

この女川を含めて、報道されている以上に宮城県北部や岩手県三陸方面の避難されている方々の生活は困窮しているものと思われます。
三陸海岸一帯は一度訪れた方はご存知のとおり、町と町の間は険しい峠となっています。
その峠を結ぶ道路が寸断されてしまえば孤立してしまう市町村が多数あります。
このような状況を背景として、全国に報道されるということはすなわち報道陣が入れる地域ということです。
その他には報道陣はおろか救助隊も向かえず避難していることに気付いてもらえない地域がまだまだあることを皆さまに知ってほしいと思います。


間もなく地震発生から1週間が経とうとしていますが、当然家は流され、寒空の下(東北はまた雪が降っています)まだほとんど食事も摂れていないであろう方々が多数いらっしゃるであろうことを想像するだけで心が痛みます。


その他にも東日本全域に、想像できない様な悲しみや苦しみがあるかと思います。
1日も早く美しい景色が戻り、被災された方々に平和と安心が戻りますよう願うばかりです。

山形県立中央病院 石川)