福島ネットの熱い一日Part2

こんにちは。

2年ほど前、当ブログで「福島ネットの熱い一日」をご紹介させていただきました。「クローバー子供図書館」のかわいらしい外観も手伝ってか反響続出、好評を博しましたので、今回Part2をお送りします!?

今年度、福島ネット(福島県医療機関図書室協議会)は、30周年の節目を迎えました。30年目の定例会会場は、会津若松市の竹田綜合病院です。2007年秋のJHLA研修会会場にもなりましたのでご記憶の方も多いと思います。その後2012年に建て替えられ、今年度の定例会は、新病院の竹田ホールでの開催となりました。図書室担当のYさんは、福島ネットの創立メンバーです。節目の定例会を創立メンバーの病院で、しかも新病院で開催できたことに感慨深いものがありました。

Yさんは、資料作成や医師への講演依頼、院内関係部署との交渉、会場の確保、お弁当の手配など着々と準備し、当日は、創刊号からの会報誌「きびたき」の展示や30年間の活動の歩みのポスター掲示などで会場を飾り、記念の定例会らしい工夫がされていました。

同じ県内といえども広い福島県、3時間かけて来た人、一年ぶりに顔を合わせる人など、和やかな雰囲気の中、25機関32名の参加者のもと、総会、特別講演、事例報告、グループワーク、プロダクトレビューと順調にプログラムが進み、最後に図書室を見学しました。利用者が使い易いよう電子ジャーナルやデータベースが整備され、また一般図書コーナーや患者図書室もしっかり運営されていて、とても参考になる図書室です。

あっという間に定例会が終わり、懇親会で楽しく過ごしながら思ったこと、それは今さらながら30年という時の重みです。規模も開設者も様々な図書室が、試行錯誤しながらも協力し合って活動を継続できたのは、やはり人と人とのつながりがあったからこそ。ここまで続いてきた福島ネットをこれからも大事に育てていかなければ、そんな思いの定例会でした。


いわき市立総合磐城共立病院 鈴木)


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