JHLA2014年第1回研修会、はじめての参加者から2

 病院図書室に勤務するようになって約1年、このたび日本病院ライブラリー協会の研修会に初めて参加させていただきました。
 すべてが初めてで目新しいことばかりでしたが、特に印象的だった一日目のグループワークは、病院図書室で勤務している中で抱えている悩みを各自発表し、それについて同じグループのメンバーで話し合って解決策を提案していくというもので、私は自分が担当している患者図書室での利用者応対について相談させていただきました。中でも病気や障害で意思の疎通が難しい方とどのように接し、求めていることを聞き出すかということについて、よくわからないことや日頃思っていることをお話したのですが、ベテランの方から現在抱えている悩みについて親身に相談にのっていただき、「こんな解決法があったのか…」と思うと同時にこれからもっと図書館員としての経験を積んでいきたいと改めて感じました。
 懇親会の際に同席させていただいた方からも、もっとこうしたらよいのでは…といった貴重なご意見をいただき、たいへん参考になったとともに、発表した内容を覚えていてくださり、丁寧にアドバイスをいただけたことがとても嬉しかったです。
 今回、たくさんの病院の方にお会いしお話をさせていただきましたが、気さくであたたかい方ばかりで、慣れない環境で戸惑っているところを親切にしていただき誠にありがとうございました。今後も研修会やさまざまな活動にぜひ参加させていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
20140612105459
東京医療センター 河内

JHLA2014年第1回研修会、はじめての参加者から

 先日の研修会では大変お世話になりました、初参加の私にとって、今回の研修会は、新しい出会いや学ぶべきことが多くあり、とても充実した2日間でした。この度、ブログに記事を投稿する機会をいただきましたので、この場を借りて御礼申し上げます。
 研修会では、様々な講演や報告が聞けて、大変勉強になりました。また、グループワークは、問題提議から解決までのプロセスについて、意見交換ができて良かったです。同グループで、どの問題にも明確かつ的確にアプローチしてくださった長谷川様には脱帽致しました。
懇親会は、大相撲・夏場所開催中に両国でちゃんこ鍋をつつくという粋な企画で楽しかったです。額面通りの人見知りである私ですが、ご一緒にちゃんこ鍋をつついた皆様がとても気さくな方々でしたので、和やかな時間を過ごすことができました。ちなみに、どうでもいい話なのですが、懇親会中に私が自身の手帳に「横綱メタデータと一石二鳥」とメモをしたみたいです・・・。メモをした記憶が全くないのですが、意味が分かる方がいらっしゃいましたら教えてください。
 さて、私事で大変恐縮ですが、私は今年度で入職5年目となり、中堅司書としてキャリアアップをするべく日々の仕事に取り組んでいる・・・つもりです。そんな中、病院図書室(=one person library)で、医師や医療従事者に必要な学術情報を提供し、図書室運営の最前線で活躍されている皆様と共に研修会に参加させていただいたことは、私にとって大変良い刺激になりました。医師や医療従事者が患者様にとって最善の治療法を模索するためにも、病院図書室がその医師や医療従事者に必要な学術情報を最大限に提供しているのだと改めて認識致しました。
 また、機会がありましたら、JHLAの研修会に是非とも参加させていただきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

                           獨協医科大学図書館 円谷亮二

ホームス(様)からの挑戦状

2012年秋以来、久しぶりに研修会に参加しました。

 申し込みを完了し、後は両国に行くだけ!と浮かれていた田舎者の元に一通のメールが届いたのは、飛び石ゴールデンウィーク真最中の4月末の事です。

 それは、ホームスからの挑戦状でした。

 

宝探し的な楽しみを感じている文献検索は、図書室業務の中でも上位にランクされる好きな仕事です。

「ホームスが出す問題だから、きっと難問に違いない。心して掛からなければ…!」

と鼻息荒く思ったのですが、なにしろ連休続きで他の仕事がなかなか片付かず、前日になって慌てて取り掛かる体たらく…。

「フリーの文献なのに、所蔵館を訊かれている。どういうことだ!」

「検索方法は何種類?って、どう答えればいいんだ!」

と、かなり頭が固い感じではありましたが、なんとか課題を進めていきました。

 しかし、先が見えてきた、と油断した私の前に立ちふさがったのが練習問題3でした。

 早い内に、厚生労働科学研究成果データベースで見られる資料だと気づきましたが、本文に到達するまで、かなり時間が掛かってしまいました。

 何故か該当の論文が検索しても検索してもヒットしないのです…。

 最終的に、論文タイトルが少しずつ違う事がわかり、なんとか本文入手に至りましたが、ちょっと泣きそうでした。

 

 昼休みには同志と答え合わせをし、自信満々でホームスを待ち構えました。

 しかし、私の思い入れに反し、割合あっさりと答え合わせは終わってしまったのです!

「これは引っかけ問題だと思うよ!」と断言していた私、ちょっと恥ずかしい…。

 そんな私に同じグループの方が、

「そこまで頑張って解決したら、楽しかったでしょう!」

と言ってくださり、とても救われました。

 確かに、とても楽しかったのです。

 単純にもたった一言で浮上した私は、続いてのグループワークで再び撃沈しました。

 ホームスからの挑戦にムキになるあまり、せっかくのグループワークの課題を考えずに参加してしまったのです…。

視野狭窄に陥らず、広い視野を持って仕事に取り組む」

 図らずも、そんな目標を得ることになった研修会となりました。



                                     Dice

5月ですが・・・1年を振り返って

唐突ですが、皆さんは1年前、何をしていましたか。


私はパソコンの前であたふたしていました。


あたふたしていた理由は、
日本病院ライブラリー協会2013年度第1回研修会
ポスターセッションへの「初挑戦」です。


ポスター作成、はじめてのことでしたから、
購入した本や、研修会の講師だった渡邊成先生の論文を片手に、
手探り状態でパワーポイントを用いてポスターの原稿を作成。
原稿がなんとかできあがり
マット紙に印刷しようとすれば、なぜか文字がにじんでしまい。
どうやら裏表逆に印刷をしてしまったらしく、印刷のやり直し。
これははじめてだからではなく、ただドジなだけのような気もしますが。


当日は、
もともとのあがり症に加え、はじめてのポスターセッションとのことで
極度の緊張で足がガクガク、手が震え。
他のみなさんのように、かっこよく・素晴らしい発表、とはいきませんでした。


そんな中でうれしかったのは、渡邊先生の講評でした。
A3サイズ10枚を組み合わせて貼ったのですが、
「こう貼った方が効果的では」などと助言いただけ、
勇気を出して一歩踏み出し、
自分では気がつかない新しい発見をさせていただけたので、
ポスターセッションに参加してよかったなとおもいます。
効果的に魅せるコツは学んだ、あとは内容の充実を、
といったところでしょうか。


振り返ってみますと
2013年度は、「挑戦」の一年だったように思います。
ポスターセッションにはじまり、
夏の医学情報サービス研究大会での口演への「挑戦」。
そのほかにも、公私で、いろいろな「挑戦」をさせていただきました。
念願の資格を取得できたりなどなど。
「挑戦」がきっかけで、
多くの「新しい発見」そして「新しい出逢い」もさせていただきました。


では2014年度は?
今頃目標立てるのかよ!遅いよ!
という突っ込みも入りそうですが。


今年度は、昨年度同様たくさんの挑戦もしつつ、
2014年度第1回の研修のテーマ「満員御礼図書室」を目指して、
原点回帰、
病院図書館員としてできることは何か、やらなければならないことは何かを
改めて学ばせていただく1年にしたいな思っています。


まだまだ学ぶことの多いわたくしではございますが、
今後ともよろしくお願いいたします。


cazu

ホームスの解答は如何に?

 JHLA2014年第1回研修会まで、もう数日となりました。

 ご参加の皆様には、すでに教育研修委員会からメールが届いていることと思いますが、第1日目のプログラムでは、
 「ホームスの帰還 ― 六つのナポレオン:文献はどこだ」のテーマで、『ホームスの冒険』の著者による教育講演が行われます。

 講演に先立ち、6つの連続事件が起きています。参加者の皆様には、ホームスよろしく解決できましたでしょうか。

 今回は、残念ながら参加できなかったという会員の方々には、ホームページの掲示板に「事件」が掲載されています。挑戦をしてみてください。

 解答は、次号の『ほすぴたる らいぶらりあん』掲載を予定しております。

 もちろん 私はすでに解決済みです。

 それでは、皆様 研修会でお目にかかりましょう! 
         
 ホームスの秘書

日本病院ライブラリー協会(JHLA)の会則

 会員の皆様ならば、どなたもJHLAに会則があることはご存知のことと思います。
もちろん、JHLAだけではなく、学会や協会には、呼称は色々ありますが、決まりがあります。大きくいえば、憲法にも「国民の義務」がありますよね。


今、何で? と思われるかもしれませんが。ここからが本題です。


 5月16日(金)に、2014年度の総会が開催されます。総会は、機関会員・個人会員の半数を持って成立します。1年に1度、会員が一堂に会して、協会の今後1年を話し合う機会です。本来ならば、全員参加を望むところですが、それぞれにご都合もあることと思いますから、強制はできません。


 ここで、JHLAの会則です。会則の第6条には、次のことが記載されています。
第6条 会員は,次の義務を負うものとする。
(1) 会費の納入(会費は個人会員年額9,000円 機関会員20,000円とする。)
(2) 総会への出席
(3) 本会の諸事業への参加,協力


そうです。総会への出席は、会員の義務なのです。


「でも、出席できないのはどうしよう」ということで、委任状の提出をお願いしています。
5月2日(土)が締め切りです。黄金週間が始まり、お休みを取る方も多いでしょうし、出席や委任状を取りまとめる担当者も休みの合間で本業が忙しい中で、作業を進めるわけです。
 お互いのちょっとした思いやりで、業務の分散ができます。未提出の方、会員としての義務を果たすだけでなく、JHLA伝統の「お・も・い・や・り」精神を発揮して、早々の提出をお願いします。

                   
日本病院ライブラリー協会 
会長 有田由美子

研修会の申込を受付中です

桜前線はどんどん北上中、そして東京では木々の新緑が美しい季節になりました。
もうすぐ5月、そして5月と言えば…そう、JHLA研修会の季節です。


今年の研修会は5月16日(金)、17日(土)に開催します。
場所は東京の両国、国技館のすぐ近くです。
http://www.tokyo-kfc.co.jp/accessmap.html
折しも大相撲五月場所の真っ最中。両国界隈はさぞかし賑わっていることでしょう。
http://www.tobutravel.co.jp/fixed_pages/files/shitamachi_map.pdf
大相撲の熱気に負けない勢いでJHLAの研修会を盛り上げて下さい。
お申し込みはこちらからどうぞ。
http://jhla.org/study/201401.html


今回のテーマは大相撲を意識して「目指せ“満員御礼”図書室」です。
あなたの図書室は“土俵際”で苦戦していませんか?
どうしたら残せるのか、どうしたら白星を取ることができるのか、そんなヒントを研修会で学びましょう


プログラムの横綱は、発売を開始したばかりの文献検索解説書「ホームスの冒険」著者の小林靖明氏による文献検索講義と、科研費の研究で「病院患者図書室アンケート調査」を実施された学芸大学の前田稔先生の講演です。
どちらも病院図書室担当者にとっていつも関心の高いテーマです。
また特別講演として、働く女性を元気にしてくださる産婦人科と漢方の専門医、岡村麻子先生の講演もあります。
女性だけでなく男性にも、働く女性を理解するために是非聴いていただきたいと思います。


グループワークでは皆様の図書室で困っていること、ウィークポイントの解決方法を考えます。
一人で抱え込んで煮詰まっていた問題も、みんなで考えれば良い解決法がきっと見つかることでしょう。


いかがですか?魅力的な研修会だと思いませんか?
特に、今年度から病院図書室を担当したばかりの新人のあなた!
研修会の扉を開いて、私たちの仲間入りをしてください。
きっとお役にたてると思います。


JHLA教育研修委員一同、皆様のご参加を心よりお待ちしています。